大正抒情
Taishojojou
大正浪漫の華やかな意匠が
現代女性を魅力的に彩ります

解説

大正浪漫といわれる華やかな意匠が開花した時代。竹久夢二をはじめとした当時の様々な木版画や絵手本(えでほん)に描かれたきもの。小紋屋高田勝は所蔵するそうした資料をもとに、現代の女性に魅力的にお召しいただけるきものや帯を創作しました。
カジュアルなきものが今よりルーズフィットだった頃の着姿・図柄には、きものをたのしむヒントが隠されています。

小紋一覧

全6件

抒情市松

じょじょういちまつ
モチーフ
夢二画集(ゆめじがしゅう)の挿絵「トランプ(とらんぷ)」
解説
絵のモデルが着ているのは色数の多さからおそらく染め物でしょう

銀杏

いちょう
モチーフ
夢二画集の表紙
解説
銀杏(いちょう)の葉よりも銀杏(ギンナン)を配色のポイントにしています

楔形

くさびがた
モチーフ
婦人クラブ挿絵「女人伴天連(にょにんばてれん)」
解説
伴天連はキリスト教徒のこと、大正時代にはまだ珍しかったのかでしょうか

抒情格子

じょじょうこうし
モチーフ
婦人クラブ挿絵「寝椅子」
解説
大正時代には格子や縞柄の銘仙(絹織物)が流行していました

木の葉

このは
モチーフ
婦人クラブ挿絵「勇敢な恋人」
解説
海辺の景色に馴染む紺藍(こんあい)の地色をそのままに再現しています

いちご
モチーフ
夢二画集の装丁ケース
解説
夢二は半襟や手ぬぐいなど様々なアイテムに苺を描いています